9/01/2017

ビスケ、補助輪使って自宅リハビリ開始。8月7日。

8月7日、補助輪仕様のリハビリ開始。

麻痺している後肢にわずかに残っている神経伝達回路を覚醒させるためのリハビリにはこうした補助輪を使うことが一般的らしい。吊り上げず、引き摺らず、微妙な高さで後肢を地面に触れさせ、歩様感覚を呼び覚ますというわけだ。

入院中に使っていた(と聞いている)補助輪を持ち帰って、朝夕に用足しを兼ねて数分間づつ「歩かせて」いる。これなら排尿で自分の身体を広範囲に汚す心配はない。大便に関しては「しゃがんでいきむ」という姿勢が取れないので、ビスケ自身に違和感があるのだろうか、一箇所にとどまって排便できず、塊を落としながら前進してしまう。尻もちをついたまま自分のウンコを自分のお尻で押しつぶしてしまうよりは快適だと思うが・・・。

帰宅後この補助輪をにビスケ装着して見て、ちゃんとセッティングされていないということがわかった。ウンコの出口は上の補強バーが邪魔をしているし、歩様のリハビリを補助する器具だというのに、前進時に一方の脚が後方へ残ると、その脚を下の補強バーが容赦無く前方へ突き飛ばす、まともな脚運びを阻害している。親身になってリハビリをやってくれていたとはとても思えないね。「ワンちゃんの気持ちに寄り添う医療を心がけてます」なんて大ウソな病院。

また、入院中使用時に地面からの排尿の跳ね返りが両車輪にかかったものと思われるが、車輪全体にねっとりとした黄色い汚れがビスケの抜け毛とともに付着したままだった。おシッコの匂いが鼻を突く。立派な建物の病院のわりには衛生観念は希薄だったんだね。

回復のめどがいつになるか見通しの立たない状態なので、もう少し研究して本格的な補助輪をどこかで製作してもらうとして、とりあえず彼方此方いじくりまわして当面の問題は解決した。ウンコは補強バーに邪魔されることなくスムーズに下へ落ちるようになった。左右の後肢を交互にうまく動かすことができなくても、残った一方の脚が補強バーによって前へ押されることなく、下敷きにもならない位置と高さにセッティングした。

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