7/16/2017

ビスケ、不安定ながらも歩様に後肢が伴ってきつつある。7月15日。

ビスケのリハビリ入院生活はどんどん長期化しているが、少し変化の兆しも見られる。
4日前には動かなかった右脚が時折痙攣しており、肉球を抓ると反応するようになった。

ここ数日のリハビリで前肢を使う時間が増えたからなのか、胸骨の周囲の筋肉が僅かながら回復方向にあるようにも思える。今日は前肢を使って度々うまく立ち上がることができ、院内のなめらかな床の上を、後肢を引き摺りながらよく歩いた。と云うか、移動した。

前進するときにおぼつかないながらも後肢は追随しているが、右脚のナックルは前方向へ出すことができていないので路面状態の悪い場所では転びやすいだろう。大腿部に関しては、左右いずれもまだまだ自分の意思通りには動かせていないようで、踏ん張る位置がずれてしまうと体勢を立て直すことはできない、ずれた脚の位置を修正できないのでそのまま倒れて尻もちをついてしまう。

歩様と云うにはまだ早いが、ビスケが自力で立ち上がって、平らな場所であれば行きたい場所へ移動できるようになったと云うことは、入院生活のストレスが少しでも軽減されていると信じたい。表情から不安感とか暗さは消えてきた。前肢で引っ張って前進し、後肢を動かそうとする自らの意思が麻痺した神経を刺激して、回復に効果があることを期待したい・・・。

施術した場所の4つの脊柱が湾曲したまま固定されていることへの疑問と先々への不安はやはり拭い去ることはできないが、ビスケが自分の意思で五体を動かして歩くことのできる生活に戻ることができれば・・・。





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