8/03/2017

ビスケ、連れて帰れなかった。8月1日。

8月に入った。ビスケに面会。

ステンレスボックスから出てくると猛烈にスリスリしてくる。
三日おきに面会に来るたびに、ビスケのスリスリ度合いが強くなる。
帰りたい気持ちがますますエスカレートしている。

ビスケの下半身の麻痺症状に変化無し。特に左脚には全く感覚無く、真っ直ぐ突っ張ったまま内側に捻じれている。したがって自力で立ち上がることは依然として不可能。
甲状腺ホルモン、抗生剤、下痢止め、サプリメント(種類不明)等々を飲んでいるという。
今日はビスケを家へ連れて帰る用意をして来たのだが、院長不在だったので中止した。

排尿のキレが悪くなっている。排便もスムーズに行われていない。

大便を自らの意思で排出しているというよりも、直腸に溜まったものが後から降りてくるものの圧力で無理やり押し出されているといった感じだ。麻痺が脚以外の部分に及んで各所、各機能に神経障害が出てくることが怖い。

ビスケの世話係をしてくれているという二人の女性看護師の、ビスケに対する優しさがホンモノであることを信じて、今日も一人で病院を後にした。


【俺の元気な脚を返してくれ!】


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