9/15/2012

筋肉モリモリ、若いイノシシのハツとレバは濃厚な味わい。


春から夏にかけて食糧難に喘ぐイノシシの世界ではムキムキの若者が多い。どんどん暖かくなることと相まって良質な炭水化物を摂取し難いのでカラダに脂肪がつかないのだ。また銃猟が減り安心して行動範囲も広がるので運動量は充分、立派な肝臓と心臓がその体内に息づいている。

写真の肝臓は2歳のオスのイノシシのもの。色もカタチも健康そのもの。血抜きの途中だが臭みはない。ぷりぷりと弾力のある立派なレバーだ。
 心臓も立派だ。体格に比してこのイノシシの心臓は大きかった。きっと広範囲にテリトリーを拡げて活発に移動をしていたのだろう。運動量の多さが伺える。これまた色、カタチ、弾力ともに上質だ。
 心臓は細切れに、
 肝臓は一口サイズに切り、さらに血抜き。
 さっと熱湯に通してから小分けしてマイナス20度以下冷凍にする。新鮮なうち(捕獲後24時間以内)に処理をしているので解凍後も美味しい。
とりあえず一皿目は定番のレバニラ炒めで。
しっかりと歯ごたえがあり、とても濃厚な味だ。


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