本日は朝方激しく雪が舞ってイノシシの『カタ』を消してしまい『切り』ができないので猟はお休み。断続的に雪が舞い、気温が上がらない中で2本目のクヌギを伐った。先日の1本目でカンが戻ったので今日は太め。50cmぐらいかな。
軽トラが入る林道のすぐ上に生えているのでそのまま倒すと直角に林道をまたいで倒れ、大部分が林道下の笹薮へ落ちるので回収が困難、または不能となる。で、40度ほど下手へ向けて倒れる側に切り込みを入れた。太い枝が上手に向かって伸びていたので若干不安はあったが結局林道に対して30度ほどの角度で下手へ向いて倒れてくれた。先日天気の良い日に周囲の雑木を整理しておいたので危険を感じることも無くキレイに倒れた。それでも下方へ飛んだので上半分は林道下の笹薮へ落ちた。
下の写真がこのクヌギの下半身。2メートル半ぐらいに切ってあるのだが人力ではびくともしない。この重さが薪としてストーブの中で長くゆらゆらと燃えてくれる所以なのだからうれしくはあるのだが、作業はタイヘン。我が身に向かって転がり落ちてきたりしたら大怪我だ。
次に写真は林道でなんとか処理できた中間部分。1メートル半づつで3分割だ。これもかなりの量の薪になる。
そして笹薮へ落ちてしまった上半身の一部。捨てるわけにはいかない太さの枝が数本あるので笹薮の中へ降りて行って切り分け、なんとか林道まで引っ張り上げるしかない。安価で暖かい冬を過ごすためにはここで手は抜けない。ゆらゆら燃える薪ストーブの前で冷えたドンペリのグラスを傾ける場面をイメージしながら、「その時燃やす薪の素だぞ」と念仏唱えながら各枝の付け根の部分はほぼ切り分けた。後は上へ揚げるだけだ。
全作業を一気にやってしまうと手首、指の関節炎がヒドくなるので玉切り作業、運搬作業は明日のシゴトにして本日の樵は終了。
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