今シーズンからは『吉備高原どんぐりイノシシ』ブランドを前面に出しての精肉とボイルドハムの出荷が始まるので猟果ノルマがプレッシャーになる。上物を確実に仕留めなくてはならない。『逃げられたぁ〜』とシシ小屋で笑ってすましてはいられなくなるのだ。
射程距離100mぐらいのイノシシをも撃つぞ!っていう気になるために はハーフライフルが欲しいところだがお気に入りのベレッタブランドのハーフラ イフルは12G、20Gともに品不足、おまけに高価、さ らにはモデルバージョンごとにバレルのスペックが違うの で、かなり古いタイプであるわが所有モデルに替え銃身だけ購入というわけにはいかず、新銃購入すれば莫大な出費 となる。ハーフライフルに関してはあきらめの心境だ・・・。
とは言うもののピカティニーレールの固定のためのネジ穴を開ける作業は難しそうだ。機関部の上部に4カ所の取り付けネジ穴が必要で、前方2本はチャンバーがおさまる部分の上部にタップを切る事になり、ここは肉厚が薄いので取り付けネジが突き出てしまうとチャンバーに接触して銃身の抜き差しが出来なくなる。かなりデリケートなタップ切り作業になりそう。まずは分解掃除を実施。
ベレッタが製品マニュアルで掃除を推奨しているA301 の分解レベルはここまで。ほとんどバラバラだ。すでにE OTechXPS3は手元に有るので気持ちは急くが、ま ずは落ち着いて銃の手入れを優先して済ませた。
はやる気持ちを抑えてピカティニーレール取り付けのためのネジ穴を開ける作業だ。機関 部上面に取り付けネジ4本分のタップを切る。銃身を抜いた機関部を注意深くバイスで固定する 。タップを性格に垂直に切るためには水平をきちんと出し ておかなければならない。
EOTechを乗っけるレール取り付けにはM3ネジを4本使用する。ネジ穴タップを切る位置に印を付けるためにピカ
下穴が垂直に空いたらスパイラルタップを用いて手でタッ
4穴のタップ切りが終わって金属カス等をきれいに片付け
これでレールの上にEOTechXPS3を乗っけることができる。
ホロサイトが装着できたらサイト調整の予備作業だ。
バレルにレーザービーム発射 装置を12番用のアーバーを使って注意深く差し込んで標 的マークに照射し、EOTECHのウィンドゥスクリーン 上のホログラム位置を前後左右に調整するのだ。
猟場での実射距離を念頭に30mと50m先に標的マーク
EOTechのウィンドスクリーン上ホログラムのレティ クルはこんな感じに見えている。この、レティクル映像に かすかにホログラム特有の滲みがあることでレ プリカじゃない・・・と、安心。 なにしろホロサイトにはホンモノを装った偽物が 多いらしいから。
スクリーン上のレティクルはホログラムなので手前の筐体 に目の焦点を合わせると銃から離れた場所に投影されてい る(かのように見える)レティクルには焦点は合わない。
焦点位置が動いて・・・・・・・・、
遠方にあるレティクルに焦点が合うと、手前、目の前にあ るEOTECH筐体には焦点が合わずピンぼけとなる。
ホロサイトはスクリーン上のレティクルが獲物の上に乗っかっていさえすれば照準は合っている、という便利なウェポン。レティクルが見える位置に射手の目がありさえすれば撃てるわけだ。
これでますます正確な頬付けをしなくなるだろうから銃からホロサイト外して撃つクレー射撃とか鴨撃ちはさらに 下手になる事だろうなぁ。
さぁ、残る作業は射撃場へ行って実弾で標的を撃ってのサイト調整だ。
しかし、でかいな・・・・。
これで今期の猟果は飛躍的に向上するか・・・・・・・?
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