イノシシ猟の仲間から「スッポン鍋やるよ〜」と連絡有り。スッポン獲り名人のイノシシ猟師が大モノをつり上げたらしい。今年の夏は格別暑かったから夏バテ回復鍋だ。
早速シシ小屋へ急行。
これは大きい。噛まれたら人間の指などひとたまりも無いだろうな。
ヤットコに食いつかせてから引っ張って首を伸ばし、動脈をナイフで切って血抜きをする。さすがの強者どもも寄生虫など用心して誰も生き血を飲まない。
甲羅以外の全てをまず一度塩茹でする。コイツは牡だったので睾丸も。牝なら卵が美味しいのだが。
季節の青いものと一緒に出汁醤油でさっと煮れば猟師風スッポン鍋の出来上がり。大型のわりには肉が堅くなかった。旨味たっぷり。件のスッポン名人は、この地方一体の広葉樹林の山々から流れ出る清流の溜まりに棲息しているヤツを釣ってくるので泥臭くない。鍋の回りに8人のイノシシ猟師がわっと群がり、カメラを向けた頃にはもう鍋の中味は半分ほどに・・・・。
茹でたエンガワは鍋に入れないで一口大にぶつ切り。
これを酢醤油であっさりいただく。
田舎には美味しいものがたくさんある。
1 件のコメント:
すっぽんのご冥福をお祈りします
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