イノシシのワナ猟の名人にして、スッポン、鰻、ヘラブナ、鮎などの漁名人でもあるSさんから藻屑ガニをもらった。
たしか5匹もらったはずなのだが、どこかで1匹逃げたようだ。標準サイズよりも大きなやつらばかりなので逃した1匹がもったいない。
鋏足に藻のような毛があるので藻屑ガニと云うらしいのだが、当地方では「川がに」と呼ばれているそうだ。全国各地に生息しており、それぞれの地方で呼び名が違う。いわゆる上海蟹(チュウゴクモクズガニ)の近縁種だとか。
雌は脚が細く身が少ないが内子がとても美味だという。出汁がよく出るので炊き込みご飯、鍋物、お粥などいろいろと美味しい食し方があるようなので楽しみ。全国にいる割には大都市の市場にはさほど出回らないらしい。
とりあえず1匹づつ違うレシピで試してみよう。
この蟹にビスケが異常に興味を示した。殺気を感じたか、蟹たちは大慌てだ。
今にも咥えそうな勢いで迫るビスケ。ナマでは寄生虫の心配があるというので寸止め。
今日は働かずして貴重な食材が手に入った。
ありがたいことだ。
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