1/21/2011

イノシシ猟:後悔しないための装備


イノシシ猟グループに仲間入りした昨年は右も左もわからず反省の多い年だった。ファーストシーズンの後悔多々の経験から自分なりにまとめた装備で今シーズンは猟に臨んでいる。

基本は4輪駆動の軽トラ。小さいこと、軽いこと、悪路走破能力の高いこと、獲物を積めること等からこれがベストチョイスだ。難点はこの年式のアクティトラック特有のホィールベースの長さ。山中の極狭道での方向変換に苦労する。タイヤはシーズン中通してスタッドレスだ。積雪、凍結が無くてもマッディな路面は多い。
そしてこの4WD軽トラ荷台にはイノシシ猟のための鍵のかかる道具箱が必需品だ。盗難予防のために運転席からボルトでしっかり固定してある。素材は20mm厚の合板、シリンダー錠でロック。買うと高価なので自作した。

道具箱の中には1年目の経験から学んで積み込んだ装備がぎっしり入っている。テッポウはイッパツダマ、スラグ弾専用銃身のベレッタと予備の1/4チョーク付き銃身のベレッタをすぐに取り出せるように前後上部のフックに架けてある。

下の写真は道具箱に入っている僕のイノシシ猟装備だ。銃の他には、猟友会推奨着衣、帽子、ハンディトランシーバー、腰ベルト、(腰ベルトには血抜き用ナイフ、ワタヌキ時の骨盤切断用ノコギリ、猟犬確保用リードがぶら下がっている)予備のスラグ弾(常に20個前後)、双眼鏡、革手袋、防寒手袋、鉈、首ウォーマー、銃カバー、ワイヤー大、小、重量フック、ロープ各種、予備の防寒着、ワタヌキ後に心臓と肝臓を入れるためのビニール袋、予備のゴム長靴、簡易折り畳み椅子、ポリバケツ、軍手、ぞうきん、脚絆などが入っている。

その他にも箱の底には傘だの雨具だのが入っている。

運転席には銃の所持許可証、猟友会会員証、その年の狩猟許可証、アマチュア無線機操作パネルを装備。

背中には無線機本体を取り付けてその近くにアマチュア無線局免許状と国有林等への狩猟入林届出証を掲示してある。


アマチュア無線のアンテナは寝かせておく。入って行く場所が場所だけに少しでもアンテナ角度が立っていると立ち木の枝に引っかかって吹っ飛んでしまうのだ。イノシシ猟ではアンテナ角度は水平が基本。

これで完璧ではないのだろうけど数量的には道具箱スペースの限界。さらにはチェンソーやウィンチ等あれば心強いのだが・・・。とりあえず今までに経験した様々なシチュエーションから『これがないと困る』をベースに『これがあれば安心』アイテムまで、そこそこ後悔しないための道具を用意したつもり。
いやぁ、イノシシ獲るのにも準備に手がかかります。

1 件のコメント:

ironkid さんのコメント...

これやばくないですか?銃刀法(保管義務)違反の可能性があるのでは。それと盗難のリスクがかなり大きそうです。前にも指摘したようにお宅の位置はちょっと調べれば容易に分かるし。私が犯罪者ならしめたと車ごと盗みに行きますが。

yoshida.masato@dentsu.co.jp