大モノが減った、とは言え・・・。

近所の（と言っても軽トラで５分ほど突っ走る距離だけど・・・・）同じ歳の名人罠猟師から電話があった。「おおけぇのがとれたで！牙もドエレェ大きいけぇ、欲しけりゃあ取りにきねぇ」とのこと。

働かないでモノをもらうわけにはいかないのでさっそく皮むきの手伝いに馳せ参じました。罠名人の言うとおり近年珍しい巨漢イノシシだ。めったに１００Kg超の大モノはお目にかからない。まぁこういった大モノは鉄砲猟師の犬に追われても犬に反撃してくるから撃ち手の居るところまで逃げて来ずなかなか仕留められない。下手な罠猟師の罠にもかからない。

イノシシの頭数は増えているけど駆除活動も盛んなので一般的に目にする猟師の獲物は大きくても７０〜８０Kgどまりなのだ。件の罠名人も年に一度あるかないかという大モノだ。現場に到着したときにあまりの大きさに圧倒されて写真を撮るのを忘れたほど。二人掛かりでせっせと皮を剥き、首を落としたところで気がついて慌てて記念撮影しました。皮を剥き、首も落とした後なのに、スリムになった私よりは大きい！

大モノを仕留めた太めのＫＴ罠名人と並んでも・・・・・。名人の長靴の右、落ちた皮の中に首が・・・。

牙を取るためにアタマをもらって、晩飯のおかずにと内ロース（ヒレ）も２本いただきました。今夜は吉備高原どんぐりイノシシのヒレカツです。^^;